秋田 岩手県  極 楽温泉トレイル 2013/10/11 - 10/15 その5
5日目
滝の上温泉から乳頭温泉


滝渓荘を朝6時30分出発。 途中にキノコが置いてあった。 
あとで聞いたら食べられるキノコだった。 でも自信ないから放置。
こちらは食べれないキノコだと言われた。 一緒に登り始めたおじさんが 教えてくれた。 地元の人は詳しい。


繁殖地らしい。
ここがモリアオガエルがいる沼。 八幡平付近はこんな池だか沼が多い。


今年のモミジは赤が綺麗に出てない。 葉っぱが赤くなる前に枯れたよう に茶色になる木が多い。 2年前が綺麗だったらしい。
それでも山は綺麗。


八幡平と言うだけあって平らな山が多い。
おお、 乳頭山。  まさしくですね。  セクシー。


でも頂上付近は岩が垂直に切り立ち、なかなか男性っぽい。
乳頭山 山頂。 向こうに見えるが田沢湖。


一本松温泉跡地。 野湯 と呼ばれる手で掘った原始的風呂があるので期 待したら、ちょっと浅い、しかも泥湯。 手作りフンドシまで持ってきていたが、いまいちなのでためらっていた。 スエーデンからきたと言うカップルと話し この二人を入れさせようと目論んだが乳頭山に登ると言って行ってしまった。

後から詳しい人に聞いたら、このもう少し下ったところがもう少し立派な湯船があったそうだ。しかも温度調節の水が川からホースで引張っていて良かったぞと言われた。   残念。 次回の楽しみに取っておく。

こんな野湯と呼ばれる風呂は、籐七温泉にもあるらしい。 次回の目的が増えた。
一本松温泉跡地から川沿いに下る。 もう直ぐ乳頭温泉の黒湯。
ここまで下りると紅葉は始まったばっかり。

この八幡平は熊が多いらしい。 玉川温泉の自炊部のゴミ箱を熊があさっていて旅館の人がバケツを叩いて追い払っていたそうです。
山歩きの人は、熊避け鈴か、ラジオを鳴らして歩いてくださいの標識。私のラジオは980円聞こえはするが音量少なく熊避けには効果薄そうでした。 また聞 こえる局が少ないので登山客が同じ局なので近づくとステレオのような音になっておもしろい。
一緒に乳頭山を登った人は実際に熊に出会ったと言ってました。 熊が気がついていなかったので、そおっと後退して難なく逃げられたそうです。  大きな鈴 買おうっと。


黒湯の建物が見えてきました。 茅葺屋根でいい感じ。
たくさんの建物で構成された黒湯。


とりあえず昼飯。 ランチタイムしか営業していないので入浴前に食べよ う。
こちらに来て5日目。 外食は初めて。 うどん、そば、カレーがあったが、しっかり食べたいので牛丼 800円。 ろくなものしか食べてなかったのでがっ ついた。
美味かった。

隣のお客さんは、なぜかメニューにないキリタンポ鍋を「さすが比内地鶏、さすが新米のキリタンポ」とか言いながら美味そうに食べてた。 え! そんなの注 文できたんですか? と尋ねたら 3日前から予約すれば食べれるんだよと教えてくれた。

ま、いいか。
食後500円の風呂代を払って入浴。 やっぱり混浴から。


趣のある露天風呂です。 ランプもぶら下がっていました。
入浴中の方は、山登り、温泉大好きのご夫妻。 
このご夫妻は、一本松温泉の野湯に今日入って来たのだと詳しく教えてくれました。へそ位の深さで桶を持っていったのでお湯を体にかけながら入ってきたそう です。
みんな交代で写真撮ってました。 みんな東北の温泉に詳しく温泉談義は 終わりません。

怪しい写真になりましたが、二人は気にしてませんでした。最低限は隠しているので修正無しで掲載しました。


自炊棟は茅葺。 ほんと昔のままの湯治場。
こっちは2階建て。 くつろげそうです。 素泊まり3800円


もう一つの湯は男女別。  これは内湯。
川が護岸工事してるので塀が追加され見晴らしは悪くなってます。
男湯はこの塀要らないのになー。

上に見えるのが離れ。 一軒丸ごと借りれます。 31000円 6人まで泊まれるようです。


夜の露天風呂もいいだろうなー
湯畑見ながらの休憩もいいね。

ま とめ:
今回は、いつもの節約テント泊の旅と少し違って温泉を楽しむ旅。
なので、湯治場を使いました。 相部屋または小屋雑魚寝。 
 地元の人、湯治場で治療の人、登山の人達との交流が新鮮でした。
東北の人と話していると自然と東日本大震災の話が出ます。 今回会った人達も助かりはしましたが、恐怖だったと語ってました。

湯治場の素泊まりの小屋は、東北の人にとっては、無くてなならない社交場、息抜きの場所。 毎年何回も来るので顔見知りになり楽しく歓談しています。
うらやましい世界ですね。 それが気に入ってわざわざ東京から新幹線使って2000円の小屋に通う女性の人もいました。

玉川温泉は、別格です。 特に自炊部は、病人多し。 特に癌の治療。
看護婦、医者も5日は常駐して相談にのってくれています。
良くなった話を同室になった人から聞くと、効果あるようです。 また、効果ないと感じた人は通っていないのですべてに効くとは思いませんが、医者に見離さ れたら、玉川温泉に頼るしかないのかも。 ここを信じていなかった内科の医者までもが、ここにすがって来ているようです。

少なくとも、病院でパイプをたくさん付けられて寝ているより、ここに来てみんなと明るく笑って入浴、岩盤浴した方が精神的には良いし、免疫力は上がると思 います。これが最大の回復していく要因ではないのかとも思いました。

楽しい旅でした。 また行こうと思います。
そして、田沢湖に戻って 深夜バスで藤沢に帰ります。
出発の20時20分まで、ラーメン屋的料理屋で 初キリタンポを食べました。
米を固めただけあっておなかいっぱいになりました。 生ビール2杯のんで大満足。

台風26号が近づいてました。 でも藤沢に帰る頃には雨も上がり、虹が見えるほどいい天気になってましたが、 JR、小田急 みんな止まってましたが茅ヶ 崎行きバスは運行してたのですんなり帰れました。 ラッキー でした。  終わり。

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Data:

年/月/日
宿泊地
登山時間
歩行時間
宿代
缶ビール等
合計
2013/10/11 玉川温泉
お散歩のみ
2時間
3900円
x3 = 900 バナナ80円、ソーセージ200円
5080
2013/10/12 大深温泉
08:00 - 13:00
5時間
2000円
x3 = 900 2900
2013/10/13 大深山荘
07:00 - 12:30
5時間半
0円
0
0
2013/10/14 滝の上温泉
05:40 - 10:40
5時間
2500円
x2 = 600
3100
2013/10/15 乳頭温泉 
06:30 - 12:15
5時間45分
入浴 500円
x1 = 300 生 x2 = 1000 食事 x2 = 1850円
3650






14730円
これに交通費 
茅ヶ崎 藤沢 190円、 
藤沢田沢湖往復 16990円 
田沢湖 玉川温泉 1450円 
乳頭温泉 田沢湖 800円 
藤沢茅ヶ崎バス 300円

交通費合計 19,730円
Total 34、460円